特殊な相続 : 記事一覧
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★【コラム】非嫡出子の相続

2009/09/25
妻以外の女性との間で生まれた子の扱い・・非嫡出子の相続

【非嫡出子は相続分が少ない】
 通常の場合、子は均等の割合で相続します。
 しかし、子のうちに、婚姻関係にない男女から生まれた子(これを非嫡出子といいます。いわゆる愛人の子がこれに当たります)は、他の嫡出子(婚姻関係にある男女から生まれた子:嫡出子といいます)の半分の相続分しか認められません。

 例えば、被相続人(A)には妻(B)と3人の子(C,D,E)がいるが、その子のうち、C,Dは妻Bとの間でできた子だが、末っ子Eは非嫡出子であったとします。その場合の相続分は次のとおりです。

配偶者B:2分の1
嫡出子C:10分の2
嫡出子D:10分の2
非嫡出子E:10分の1


【憲法違反の疑いがある】
 嫡出子と非嫡出子を相続で差別するのは、生まれによる差別であり、憲法違反だという意見があります。
 しかし、他方で婚姻関係にある男女関係(要するに結婚した夫婦)を保護するためにやむをえないという考えもあります。非嫡出子の扱いを定めた条文は度々改正の話が持ち上がっていますが、まだ改正されるに至っていません。
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【戸籍の確認が必要】
 非嫡出子を排除した遺産分割協議は無効です。
 なお、妻以外の女性との間に子が生まれても、父親が認知しないと、子とは認められません。認知したかどうかは戸籍に記載されますので、戸籍を取り寄せすればすぐにわかります。

 遺産分割する場合には、きちんと戸籍を確かめることが必要です。
大澤龍司法律事務所
電話番号    06-6361-6017
ホームページ  http://www.osawalaw.com/
 
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【コラム】代襲相続

2009/09/24
【相続人が死亡した場合でも相続できます】
 相続人となるべき人が、相続開始のときに既に死んでいた場合でも、その死亡した相続人に子供があれば、相続することができます。
 これを「代襲(だいしゅう)相続」といいます。
 例えば、財産を持っている祖父(A)が死亡した、その子である父親(本来の相続人:B)が既に死亡していたとき、Bの子(すなわち、祖父Aから言えば孫:C)が父親に代わって相続することができます。

【配偶者は代襲相続ができません】
配偶者は代襲相続できません。
上の例で言えば、Bに配偶者(D)がいても、代襲相続ができるのはBの子のCのみです。
又、BとDとの間に子供がいなかった場合には、代襲相続は発生せず、Dは夫の父であるAの遺産をもらえません。

【どれだけ相続できるか】
代襲相続できるのはBの相続分です。
従って、Bに子供が3人いた場合には、3人の子供はBの相続分を3分の1ずつ相続することになります。
大澤龍司法律事務所
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