自筆証書遺言 : 記事一覧
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【コラム】自筆証書遺言の書き方

2009/07/03
自分で遺言書(自筆証書遺言)を書く方法
 
遺言の方式には、自筆証書、公正証書、秘密証書、その他に特別の方式もあります。
今回は、自分で書く自筆証書遺言の書き方を紹介します。

【全文を自筆で書く必要がある】
  自筆証書遺言をするには、遺言者が遺言書の全文を自分で書かなければなりません。
  字が下手だからといって、誰かに書いてもらったり、ワープロで作ったものではダメです。
  また、遺言書には、作成した日付、氏名も自分で記載し、押印しなければなりません。

【印鑑は実印でなくてもよい】
  押印は、実印でも認印でも構いません。
  訂正があっても構いませんが、その場合、訂正箇所に押印し、訂正変更したことを記入して署名をする必要があります。

【要件を満たさない遺言書は無効】
  自筆証書遺言はこのような要件が一つでも不足すると無効となり、遺言書どおりの内容を実現することはできません。

【遺言書を発見した場合】
 遺言者が死亡し、自筆証書遺言が発見された場合には、家庭裁判所で検認という手続をする必要があります。
裁判所が遺言書を開封し、その内容を相続人に見せるための手続きです。

【自筆遺言の長所と短所】
まず、一番の長所は自分だけで簡単に作成することができるという点です。
いろいろ要件があって大変だと思われるかもしれませんが、その他の方式と比べれば、とても簡単です。
短所は、わかりにくい場所に隠していた場合には、遺言書を見つけてもらえないということです。
また、遺言書を見つけた人に不利な内容だったという場合、その遺言書が廃棄されるかもしれないという点も大きな欠点です。
大澤龍司法律事務所
電話番号    06-6361-6017
ホームページ  http://www.osawalaw.com/
 
18:43 自筆証書遺言 | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集

★【コラム】遺言の特徴について

2009/06/30
1)遺言制度とは
遺言とは、自分が死んだら自宅は長男にあげたい、預金は妻にあげたい・・という意思を尊重し、その人の死後に、その意思どおりの財産の移動等を実現する制度です。
  ただし、遺言がその内容どおりの結果を発生させるには、口頭(口でいうだけ)では足りず、法律で定められた一定の方式に従った遺言書という形にしなければなりません(⇒これについては、次回、詳しく述べることにします)

2)遺言は死んでから効力が発生する
今回は遺言の特徴について、説明します。
遺言どおりの結果が実現するのは、遺言者が亡くなってからです。
例えば、お父さんが亡くなる前に、(長男が遺言でもらえるはずの)土地が他人に不法占拠された場合にも、長男からはその不法占拠者に「出て行ってくれ」と言うことはできません。又、長男の債権者としても、遺言書でもらえるはずの財産を差押することはできません。

3)遺言はいつでも撤回することができる
遺言は、いつでも撤回することができます。
そのため、お父さんが長男に土地をあげるという遺言書を作ったとしても、その後、気が変わって、次男にあげたいと考えるようになると、お父さんは、前の遺言書を撤回して、次男に土地をあげるという内容の遺言書を作成することができます。

4)遺言を代理で作ることはできない
遺言は、遺言者自身の意思を尊重する制度です。
遺言は本人以外の人が代理して作ることはできません。
それが、たとえどんなに信頼できる人であっても、代理は認められません。
大澤龍司法律事務所
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